ワキのムダ毛は自己処理の場合は、頻繁にケアする必要があります。
露出の少ない冬場は、それほど気になりませんが、薄着の季節に処理をし忘れてしまうと…不安になりますね。
医療脱毛や脱毛サロンを利用すると夏場もムダ毛の処理をする手間が省けることもあり、利用を考える人が増加しています。
しかし、クリニックやサロンでの脱毛に痛みがあるのではないか、どんな施術スタイルなのかと不安に感じる点もあります。
そこで今回は、一般的な脱毛サロンで行われているワキ脱毛の方法や特徴についてわかりやすくまとめました。
医療脱毛や脱毛サロンの施術はどのような施術方法?
一般的には“医療レーザー脱毛”と”フラッシュ脱毛”と呼ばれるレーザー脱毛、光脱毛の技術を利用していることが多いようです。
医療脱毛で用いられる医療レーザー脱毛は、毛根まで届く医療レーザーを照射します。
フラッシュ脱毛は、光の強さが医療レーザーの3分の1ほどで痛みが少ないのが特徴です。
カメラのフラッシュのように光を照射し、脇のムダ毛の黒い色素であるメラミンに光を集中させることで、脱毛を促します。
医療脱毛より痛みが少なく、一度に広範囲を処理でき施術時間が短いため多くの女性に選ばれています。
脱毛サロンでのフラッシュ脱毛は主に2種類
脱毛サロンで施術される脱毛方法は、I.P.L.法とS.S.C.法があります。
いずれも「光脱毛(フラッシュ脱毛)」であり、基本的な施術方法や結果に大きな違いはありませんが、施術に使われる光や肌に塗るジェルの種類に違いがあります。
これらは脱毛サロンによってそれぞれ独自の呼び方がされていることがありますが、基本的に脱毛サロンは2種類に分けられます。
I.P.L.法
「I.P.L.法」は、“Intensive Pulsed Light”(インテンシブ・パルス・ライト)の略で、特殊な光線を使用しています。
そのため、この光を脱毛するワキに照射すると、メラニン色素と相互作用して熱を発生させます。
この手法は、毛根に直接作用するため、効果が非常に高いというメリットがあります。
なお、この方法で使用する「キセノンランプ」は、エステサロンでシミやそばかすのフォトフェイシャルにも使用されており、脱毛効果に加え、美肌効果も得られるというメリットがあります。
S.S.C.法
「S.S.C.法」は、“Smooth Skin Control(スムース・スキン・コントロール)”の略で、特殊な光線を使用しています。
「クリプトンライト」と呼ばれる光と、その光に反応する専用のジェル、「ビーンズジェル」を使用する方式のことを言います。
「S.S.C.法」は、まず「ビーンズジェル」を施術する前に塗ります。
その「ビーンズジェル」に光が反応し、ジェルに含まれる抑毛成分が毛穴に浸透していきます。
そして、その成分が毛根の機能を停止させて脱毛する仕組みとなります。
毛根に直接熱を加えることがないので刺激が少なく、術後の痛みも「I.P.L方式」よりも弱いのが特徴です。
「S.S.C.法」は「I.P.L.法」よりも肌へのダメージが少ないのが利点で、デリケートな肌の人にもおすすめです。